このところOptimus chatことL-04Cのroot権限取得やカスタマイズのことを書いてきた私です。
「root権限取得」→「カスタムリカバリ導入」
こうきたらもはやL-04Cとは言えカスタムROMの導入しかないでしょうが!
・・ということでやっぱり私も手を出してしまいました。
Optimus chatことL-04CのカスタムROM遊びに・・
Optimus chatの真の力を引き出す!
この記事はroot権限での作業のことを書いてます。何かのファイルを上書きしたり、削除してしまったりして、もしもなにか不具合や被害が発生してもこちらは何もできない。
完全に「自己責任」の領域です。ソフトウェアの改造になりそうなのでドコモのサポートも受けられないと考えた方が良い。
何が起きても自分で解決しなければならないというリスクがあります。
L-04Cを捨ててもいい、動かなくなってもいいと思えた人だけがやってみたらいい。
これまたy-log.netさんがCWM Recoveryに続き、CyanogenModをL-04C向けにカスタムしたものを公開してくれてるんです。
Android2.3でCyanogenModなカスタムROMをね・・!
カスタムROMならオーバークロックもお手の物さ。
まずは目次的な
カスタムROM導入前の準備
まずはリカバリイメージをCWM Recoveryに変えなければならない。
・・っていうか変えた方がバックアップもできるしカスタムROMの導入も楽チンだ。
リカバリイメージの書き換え方や使い方は以前の記事を参考にしてくれ・・
CyanogenModとGoogleアプリのダウンロード
・y-log.net「CyanogenMod 7.1.0 for Elini (optimus chat L-04C)」
http://y-log.net/archives/2011/10/16/0243
y-log.netさんからダウンロードするのは「Change log」のところにある「test5」と「fix2」だ。
・CyanogenMod wiki「Latest Version/Google Apps」
http://wiki.cyanogenmod.com/index.php?title=Latest_Version/Google_Apps
GmailとかAndroidマーケットとか、Googleのアプリケーションが使いたいならCyanogenMod wikiにある「CyanogenMod 7」のものが使える。
色々とワイプする
カスタムROMをインストールする前にワイプ、つまりところどころの掃除をしなくてもいいかも知れないけど、しておこう。
取り急ぎリカバリモードで起動するんだ。
リカバリモードで起動したら、どんなにやさぐれた人でも、とにかく最初にバックアップをやっておいた方がいいと思うんだ。
「wipe data/factory reset」→「Yes delete all user data」と進み「Data wipe complete」などと言い出したらワイプ完了だ。
次はcacheだ。「wipe cache partition」→「Yes Wipe Cache」と進み、これも「Cache wipe complete」などと語られたらワイプ完了だ!
これにて完了!
思う存分、CyanogenModな世界を堪能すれば良いさ・・
カスタムROMとGoogleアプリをインストール
次はついにCyanogenModのインストールだ!
このインストールには順番があるので(たぶん・・)注意・・!
インストールはCWM Recoveryから行うので、ダウンロードしたファイルをSDカードに入れておこう。
手始めにCyanogenMod本体である「update-cm-7.1.0-elini-KANG-test5.zip」をインストールする。
「install zip from sdcard」→「choose zip from sdcard」というように進む。
そして「update-test5fix2.zip」、「gapps-gb-20110828-signed.zip」の順にインストール。インストールはCyanogenMod本体の時と同じ流れだ。
一連のインストールが終わったら遠慮なく「reboot system now」してみよう。
見慣れない起動アニメが登場するはずだ。
ベンチマークを見てみる
CyanogenModと標準の違いが数値上でどれくらい違うのか、ベンチマークアプリで見てみたんだ。
もちろんこの数値が良いからと言って使い心地に直結してないような感じなのであくまで、数値を愉しむくらいのものでしかないとは思うけどね。
利用したアプリは「Quadrant standard Edition」と「Antutu Benchmark」の二種。
左画像がQuadrant、右がQuadrantじゃない方だ。
まずはドコモ標準。
以外にもX10(初代Xperia?)に似たような風貌。確かにL-04Cは快適な端末だよね。
次に焼きたてのCyanogenMod7!
Quadrantでは、もはや二倍以上の数値を弾き出している・・
そしてCyanogenMod7で806MHzまでオーバークロックする。
Quadrantの数値では、もう、Xperiaとか言っている場合ではなくなってしまったようだ。ドコモ標準と比べるとなんと三倍ほどに・・
言っておくが、オーバークロックしても三倍の快適さだとかヌルヌルな動きになっているということは、正直感じられない。L-04Cはもともとスペックに見合わないくらい快適に動いている端末だしね。
三倍の性能差とは言え、そんなに簡単にシャア専用には成りきれないということだ。
でも、数字が気になるのが男というものなのさ・・
いつもの一言
さてさて、それにしてもy-log.netさんには感謝だよね!
今後、他にもカスタムROMが登場すると楽しいけどL-04Cは日本でしか発売されてないので難しいかも知れない。
Android4.0とか普通に使えそうなんだけどねぇ。
ちなみにL-04Cは端末内部メモリがけっこう多い!
すました顔して600MBとか持ってるんだよ、これまた・・
HT-03Aと比べようものならまさに天地の差。
HT-03Aの頃にはシビアだったフォントの容量なんかも気にせず使いたいものが使えたりする。
いいね!
もしもプロセッサが1GHz系だったら・・
いや、もしもの話はやめておこうね、さびしくなるからさ・・。
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