さぁ!
一部界隈でアツいOptimus chatことL-04Cです。
一部界隈でアツい人たちの中で、さらに一部のアツい人たちの中ではカスタムROMなんかも流行っているよね。
今回はリカバリイメージを書き換えたり、バックアップをしたりリストアしたりする方法を紹介したい。
リカバリイメージを書き換えカスタマイズの保険に
Androidにはどの機種にも「リカバリモード」というものがひっそりと用意されている。
L-04Cのリカバリイメージをy-log.netさんがL-04C用にカスタムしてくれたリカバリイメージに書き換えることで、L-04Cのシステムをバックアップをしたり、バックアップしたイメージから復帰させたりすることができるようになる。
root権限での操作などで何か失敗してもバックアップを取っておけば、末期的なものでない限りは大体復帰ができる可能性が高まる!
カスタムROMを使いたいとか、root権限でプリインストールアプリを削除する時には万が一に備えやっておくのが良いと思うんだ。
目次的な・・
この記事はroot権限での作業のことを書いてます。何かのファイルを上書きしたり、削除してしまったりして、もしもなにか不具合や被害が発生してもこちらは何もできない。
完全に「自己責任」の領域です。ソフトウェアの改造になりそうなのでドコモのサポートも受けられないと考えた方が良い。
何が起きても自分で解決しなければならないというリスクがあります。
L-04Cを捨ててもいい、動かなくなってもいいと思えた人だけがやってみたらいい。
※root権限の取得方法はこちらを参考にしたらいいさ!
L-04C用CWM Recoveryのダウンロードと書き換え
とにかくy-log.netさんが公開してくれているカスタムリカバリイメージをダウンロードする。
・y-log.net「Optimus chat(L-04C)用CWM Recovery」
http://y-log.net/archives/2011/08/27/0426
(※私がダウンロードしたのは「l04crecovery_v5.zip」というもの。現状ではこれが最新だった。)
次にリカバリイメージの書き換えだが、y-log.netさんが迅速・丁寧なバッチファイルを用意してくれているので物凄く簡単だ。
具体的にはダウンロードしたzipファイルを解凍して発生するフォルダの中に「install.bat」というバッチファイルがあるので、これをダブルクリックして指示通りに進めば書き換えができてしまう。
リカバリイメージはその名の通りリカバリモードで活動するモノ。
書き換えが終わったら取り急ぎリカバリモードで再起動してみよう。
リカバリモードでの再起動はコマンドプロンプトから下記のコマンドを打ち込むのが早いと思う。
もしくはL-04C本体のボリュームダウンボタンとホームボタンを押しながら電源オンでリカバリモードだ。
(この方法はL-04Cの場合のみ)
リカバリモードでは「ボリュームボタン」の上下で項目選択、「通話ボタン」で決定、「戻る」ボタンで前の項目に戻る、というような感じで操作ができる。
現状のL-04Cをバックアップする
CWM Recoveryはなかなかどうして多機能なリカバリイメージ。
いくつかある機能のうち、バックアップの方法を説明しよう!
「backup and restore」→「Backup」と進むんだ。
「Backup complete!」なんて表示がでたらバックアップ完了だ。
我々は束の間の安心を手に入れたことになる・・!
バックアップしておいた環境にリストア(復元)する
次はバックアップしたデータに復元する方法だ。
HT-03Aの頃は何度この機能に助けられたことか・・ありがたい限りだ。
「backup and restore」→「Restore」→復元したい日付→「Yes -Restore-」を選択する。
「Restore complete!」と表示されたら復元の完了なんだ。
ついでに「reboot system now」で再起動すると、L-04Cが懐かしいあの頃の雄姿を取り戻す。
標準リカバリイメージに戻す方法
やっぱり元のリカバリーイメージに戻したいYO!って人も時にはいるだろう・・
その場合の手順も説明したい。
てっとり早くやるなら、バックアップされた「recovery_original.img」を「recovery.img」というようにファイル名を変更し、「l04crecovery_v5」フォルダの「recovery.img」に上書きコピーしてからinstall.batを実行すればOK!
手動でやる場合は下記のような感じでリカバリイメージを書き換えることができる。
ほとんどy-log.netさんのバッチファイルの解説だけどadb関連のコマンドにどんな意味があるかをわかっていただけたらと思うんだ・・
こういう改造チックなことってアングラな雰囲気があるかも知れないけど、Androidの勉強って意味では役に立つような立たないような・・だからこそ説明したいわけさ。
PCのCドライブ直下に「l-04c」というフォルダを作り、そこに各種ファイルをコピーしてあるという前提で書くよ。
まずは書き込み権限でsystem領域をリマウントする。
y-log.netさんのツールに同梱されているflash_imageとリカバリイメージを「l-04c」フォルダからL-04Cへ送り込む。(recovery_original.imgとしてバックアップしていたものをrecovery.imgというようにファイル名を変えておく)
adb push c:\l-04c\recovery.img /system/recovery/
「flash_image」にAndroid内での実行権限を与えるんだ。
満を持して「flash_image」を実行だ・・ッ!
adb shell sync
「flash_image」などのファイルを消しときましょうね。
そして再起動すればリカバリイメージの書き換えが完了だ・・!
ちなみに、標準リカバリイメージの状態で「adb reboot recovery」でリカバリモードに入るとL-04Cが確認無しに初期化されてしまうっぽい。
ご用心だ。
いつもの一言
CWM Recoveryの画面の背景にあるマークを見てデジャヴューを感じてしまった人は私だけだろうか。
いや、そうではないはずだ。
なぜならあのマークはそう、ROM Managerのアイコンと同じだから・・
つまり「CWM」は「Crock Work Mod」の略なんだろうね。
L-04CでもHT-03Aの時のあの楽しさを、ちょっぴり楽しめそうなのは言うまでも無い・・
それにしてもy-log.netさんに感謝感激だ!
関東に行った際は、是非ともコーヒーをご馳走したい気分だよ。
次回は・・カスタムROMの話でも・・書こうかな・・
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