今更だがはっきり言ってしまおう。
タイトルのとおりなんだよ。
前からホンノリと気になっていたOptimus chatことL-04Cがついに我が家の一員となった。
この子はできる子だったよ・・
写真や使用感をなんとなく、かつ独自基準の書き方ではあるがお伝えしたい。
その筋では究極の形
ところで今回の端末、Optimus chatことL-04Cは物理キーボード搭載のAndroid端末。使ってみて思ったが、この物理キーボードのありがたさは相当なものだ。
私自身、こんなスライド式キーボードなど屁でもない、いや眼中に無かった。
だが使ってみてビックリ。
印象は一変したんだ。
無為に過ごすモノトーンな日々にまるで南国の鮮烈な三原色が本来あるべき色を塗りたしたような感覚だった。
こんなに使いやすいモノだったとは・・
これがスマートフォンのあるべき形だったのかも知れない。
そんなことをふと思った。
長文を書きたいとき、Tweetを連投したいしたいとき、キーを押し込んだ時のプチプチ感を愉しみたい時などにとてつもなく気持ちよく使える。
しかも意外と盲点なのだが、スライドして物理キーボード入力にしている時はタッチパネル全体を見ることができる。
通常タッチパネルの端末では文字入力の際、タッチ領域(ソフトウェアキーボード)で画面の半分くらいが占有されてしまうモノ。
これはけっこうな使いやすさだ。
カルチャーショックの現実、フリック入力との葛藤に苛まれた時期もあったことを、ここに告白しておかざるを得ない。
端末サイズもコロンとしていてジャストフィット。
液晶が3.2インチとちょっと寂しげだがHT-03Aにハマった人なら違和感は無いと言えるかも知れない。
残念な点としては、ヴィジュアル的にチープというか安っぽさを感じさせるところ。
心の広い御仁は愛嬌として見守ってあげよう。
Optimus chatの写真たち
次にそんなOptimus chatの写真を紹介しよう。
「受話」、「終話」、「ホーム」を物理ボタンとして搭載。
その上にはタッチ式の「メニュー」、「戻る」、「検索」ボタンが配置されている。
しゃこっとスライドすることで物理キーボードが登場する。
プチプチ触感はなかなかOptimusだ。
今や定番の3.5mmイヤホンジャックも、もちろん搭載。
実は赤のケースを着けたんだ
なんとも寂しかったのでレイアウト社のラバーコーティングハードジャケットなるものを着けた。
これがなんとも安っぽさをカバーしてくれた気がする。
このシェルカバーは透明、黒、赤の三色展開。
なかなか高級感でるし、液晶保護フィルムが一枚ついてるし、何より滑りにくくなるのでオススメだよ。
私が買ったのは赤。ツヤ消しでなかなか気に入ってるんだ・・
LG謹製アプリケーション「On-Screen Phone」もなかなか
Optimus chatは、LGのPC用アプリケーションである「On-Screen Phone」というものを利用することができる。これがこれまた微妙に楽しげ。
「On-Screen Phone」は、BluetoothかUSB接続されたOptimus chatなどをPCで遠隔操作したりメール、着信をPCの画面にアラートが表示され、迅速かつ丁寧に携帯の情報を確認することができるツール。もちろんPCのキーボード入力をAndroidへ送れるので、メールを書いたり、送信したり、すべてのことをPC上から行うことができる。
「On-Screen Phone」を使ってみたい人は、前回の記事を参考に接続してみてくれたらいいと思うんだ。
いわゆるスクリーンキャスト的なものなのだけど、Android screencastなどと比べフレームレートが高く、意外と滑らかに操作できる。
もちろんroot権限は不要だ。
いつもの一言
実はこのOptimus chat、ドコモショップでの機種変更でも6~8千円と格安。
ちなみにいわゆる併売店なんかでは機種変更0円という伝説さえも繰り広げられていたりする。
物理キーボードも魅力的だが、実はカスタムROMなんかもにぎわっていたりする。
そのうえFlashをなんとかすることも可能な予感だ・・ッ!
日本ではHT-03A、Galaxy S、hTC Desireに次ぐ、奥深さと自己責任のギリギリの領域を楽しめる端末と言えるかも知れない。
今後、私はOptimus chatをどう扱ってやればいいのか。
もちろん、携帯電話として気に入っている。
だが、奥深き世界を垣間見てしまったいま、それはもはや火を見るより明らかだろう。
ところで物理キーボード搭載と言えばhTCのDesire Zが3.7インチで物理キーボード搭載。
hTCは3.6インチのEVO shift 4Gなんてのも出している。
どちらもハイスペックではないがhTCというだけで、ある意味最強端末のオイニーがプンプンだ。
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