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NTTドコモがiPhone出しまっせ~とウワサではなく公式に言い出したのも記憶に新しいですね?
実は今回のドコモでiPhone発売の影響か、当サイトでも以前紹介したSIMフリー版iPhoneをドコモで使った時の価格の記事にアクセスが増えていたんだ。
そこで、ドコモ/au/ソフトバンク各社のiPhone 5S/5Cがいくらで買えるのか、毎月いくらで使うことができるのかを紹介しよう。独自調査によるキャンペーンや割引を含めたiPhone 5S/5Cの料金を完全に網羅したつもりだ・・!
iPhone 5SとiPhone 5Cの料金を調べて
今回、かなり調べた。
けっこう時間もかかったさ。
調べた結果まず思ったこと、それは「ややこしい」ということ。各社のプランやキャンペーンがあまりにも複雑すぎて目を覆いたくなる現状だ。
それでは、いきなり結論から入ろう。
もちろんこのページの後半に調べ上げたデータを載せておくから、内訳を知りたい人や参考にしたい奇特な人は参考にしてくれ!
今日のお題
買い方別価格比較
2年間使った場合の「実質」本体価格、最低限必要な毎月の金額を紹介しよう。
複雑怪奇なキャンペーンが縦横無尽に始まるが、そういったキャンペーンや割引を含めての総額だ。
まずは「結局いくらかかるのか」をまとめた。
ちなみに各社、機種の購入にポイントを使うことができる。そして下取りキャンペーンを行っている。下取りやポイントを活用すると毎月の料金が変わってくるが、そこまで書くのはあまりにも面倒くさいのでショップで解決してくれ。
iPhone 5Sの1カ月あたりの料金
やはりMNPが一番優待されている。
5Sでの機種変更はソフトバンクユーザーが一年間はキャンペーン価格でお値打ちだ。乗り換え対策かねぇ。
機種変更 | 16GB | 32GB | 64GB |
---|---|---|---|
NTTドコモ | 6,555円 | 6,975円 | 7,395円 |
au KDDI | 7,355円 | 7,775円 | 8,210円 |
Softbank (一般) |
7,355円 (一年間は6,305円) |
7,775円 (一年間は6,725円) |
8,210円 (一年間は7,160円) |
Softbank (学生) |
6,305円 | 6,725円 | 7,160円 |
新規契約 | 16GB | 32GB | 64GB |
---|---|---|---|
NTTドコモ | 6,555円 | 6,975円 | 7,395円 |
au KDDI | 6,755円 | 7,185円 | 7,615円 |
Softbank | 6,755円 | 7,185円 | 7,615円 |
MNP | 16GB | 32GB | 64GB |
---|---|---|---|
NTTドコモ (MNP) |
6,555円 (13か月間は5,755円) |
6,975円 (13か月間は6,195円) |
7,395円 (13か月間は6,615円) |
NTTドコモ (元ドコモユーザー+MNP) |
5,755円 | 6,195円 | 6,615円 |
NTTドコモ (学生+MNP) |
4,725円 | 5,145円 | 5,565円 |
au KDDI (MNP) |
5,775円 | 6,205円 | 6,635円 |
au KDDI (22歳以下+MNP) |
4,725円 | 5,155円 | 5,585円 |
Softbank (MNP) |
5,775円 | 6,205円 | 6,635円 |
Softbank (学生+MNP) |
4,725円 | 5,155円 | 5,585円 |
iPhone 5Cの1カ月あたりの料金
これまたやはりMNPが一番優待されている。
5Cでの機種変更もソフトバンクユーザーが一年間はキャンペーン価格でお値打ちだ。
16GBのみ、ドコモユーザーも機種変更が一年間は割安となる。
機種変更 | 16GB | 32GB |
---|---|---|
NTTドコモ | 6,555円 (一年間は6,030円) |
6,975円 |
au KDDI | 6,890円 | 7,345円 |
Softbank (一般) |
6,890円 (一年間は5,840円) |
7,345円 (一年間は6,295円) |
Softbank (学生) |
5,840円 | 6,295円 |
新規契約 | 16GB | 32GB |
---|---|---|
NTTドコモ | 6,555円 (一年間は6,030円) |
6,975円 |
au KDDI | 5,775円 | 5,955円 |
Softbank | 5,775円 (10カ月は4,775円) |
5,955円 (10カ月は4,955円) |
MNP | 16GB | 32GB |
---|---|---|
NTTドコモ (MNP) |
6,555円 (一年間は5,250円) |
6,975円 (一年間は6,195円) |
NTTドコモ (元ドコモユーザー+MNP) |
5,775円 (一年間は5,250円) |
6,195円 |
NTTドコモ (学生+MNP) |
4,725円 (一年間は4,200円) |
5,145円 |
au KDDI (MNP) |
5,775円 | 5,955円 |
au KDDI (22歳以下+MNP) |
4,725円 | 4,905円 |
Softbank (MNP) |
5,775円 (10カ月は4,775円) |
5,955円 (10カ月は4,955円) |
Softbank (学生+MNP) |
4,725円 (10カ月は3,725円) |
4,905円 (10カ月は3,905円) |
2年間使った場合の実質本体価格
本体価格に焦点を当ててみよう。こうしてみると安いんだけどねぇ。
機種変更 | iPhone 5S | iPhone 5C | |||
---|---|---|---|---|---|
16GB | 32GB | 64GB | 16GB | 32GB | |
NTTドコモ | 0 | 420 | 840 | 0 一年間は-525 |
420 |
au KDDI | 590 | 1020 | 1445 | 135 | 590 |
Softbank | 590 | 1020 | 1445 | 135 | 590 |
新規契約/MNP | iPhone 5S | iPhone 5C | |||
---|---|---|---|---|---|
16GB | 32GB | 64GB | 16GB | 32GB | |
NTTドコモ | 0 | 420 | 840 | 0 一年間は-525 |
420 |
au KDDI | 0 | 430 | 860 | 0 | 200 |
Softbank | 0 | 430 | 860 | 0 | 200 |
実際の本体価格
一目瞭然、ドコモだけが異常に高い設定になっている。
価格(24回払いの金額) | iPhone 5S | iPhone 5C | |||
---|---|---|---|---|---|
16GB | 32GB | 64GB | 16GB | 32GB | |
NTTドコモ | 95,760 (3,990×24) |
95,760 (3,990×24) |
95,760 (3,990×24) |
85,680 (3,570×24) |
95,760 (3,990×24) |
au KDDI | 68,040 (2,835×24) |
78,120 (3,255×24) |
88,200 (3,675×24) |
52,920 (2,205×24) |
63,000 (2,625×24) |
Softbank | 68,040 (2,835×24) |
78,120 (3,255×24) |
88,200 (3,675×24) |
52,920 (2,205×24) |
63,000 (2,625×24) |
補足:携帯電話の実質○○円とは
さて、ここで「実質○○円」とはどういうことかを説明させていただきたい。
52,920円の機種を24回払いの分割で購入するとしよう。
そうすると、2,205円の24回払いという買い方になる。
そこから携帯電話事業者は基本使用料やパケット通信料から機種や容量によって異なる割引をしている。
例えば今回の記事で言うとiPhone 5C 16GBはauとソフトバンクは実質0円などという売り方をしている。
これの内訳はこうだ。
・2,205円(機種代金)-2,205円(月々の割引)=0円(差し引き)
一見安い。が、実はデメリットもある。
2年間の途中で機種変更をしようものなら月々の割引は消滅し、分割払いが終わるまで機種代金がそのまま請求されることになる。そういう仕組みなんだ・・ッ!
ちなみに一括払いで買った場合、購入時に支払う金額は割引適用前の52,920円となる。ただし割引は2年間適用され、毎月の料金に還元されるので2年使うなら損は無い。
毎月の基本使用料など
次に、毎月の基本使用料などを紹介しよう。
割引など適用する前の本来の金額だ。
毎月の料金 | 基本 | パケット定額 | プロバイダ | 合計 |
---|---|---|---|---|
NTTドコモ | 780円 タイプXi にねん |
5,460円 パケホーダイ フラット for iPhone |
315円 SPモード |
6,555円 |
au KDDI | 980円 LTEプラン |
5,460円 LTEフラット |
315円 LTE NET |
6,755円 |
Softbank | 980円 ホワイトプラン |
5,460円 パケットし放題フラット for 4G LTE |
315円 S!ベーシックパック(i) |
6,755円 |
機種代金を除いた毎月かかる料金
各社の毎月の料金は、これまた横並びでほぼ同じだ。
ただし上記の表では、auとソフトバンクは午前1時~午後9時まで同社間の通話無料があるが、ドコモは家族間以外の無料通話が無い。ドコモ同士無料にするためには別でXiカケホーダイという月額700円(iPhoneユーザーは一年間だけ350円)のオプションが必要となる。
各社割引キャンペーンなどの情報たち
ところで、この後さらに表をだらだらと表示するわけにはいかない。だが、せっかく調べたデータは誰でも閲覧できるようにしてあるので、なぜこんな料金になるのか?など細かく理解したい人は見てみてくれ・・
各社公式サイト
いつもの一言
さて、ドコモへスイッチ割シリーズを見る限り、やっぱりドコモはiPhoneにかなりの自信を持っているのかな?
なんとなくだが、まさかの大コケをしそうな気がしなくもない。
iPhone自体は、家族以外とあまり電話をしない人にとっては正直どこのキャリアを選んでも似たようなもの。強いて言えば何かしらの特典が期待できるMNPしてしまうのが良いかも知れない。10年とか使っていても長期利用ユーザーへの特典って大して無いしさ。
何度となく言ってるけど、割引を除けばドコモだけまたまたSIMフリー版より高い相変わらずの謎価格。
容量関係なく全て同じ価格というのも異常さが窺えるだろう。
割引されるとは言え法外な価格設定も甚だしいわ、まったく!
ドコモが端末価格を高く設定したということは次期モデルの販売も見越してのことだろう。
売れば売るほど赤字になりかねない(自社サービスを抱き合わせしにくい)iPhoneを一見安いが実際は高く売り、なおかつ1年くらいで機種変更させれば割引が消滅する。つまり他社が設定している端末価格4~5万円くらいは実費で回収できるというわけだ。
次期iPhoneが来年発売とのウワサも聞く。もはや捕らぬ狸の皮算用をするまでに成り果てたかと思ってしまうよね。
本体が高ければ高いほど、ユーザーからしてみればポイントの価値も下がる。50000円の端末に10000円分のポイントを使うのと100000万円の端末に10000円分のポイントを使うのとではポイントの価値が違うよね、ポイント付与率が変わらないなら。
コツコツ貯めたポイントを機種代金に充てるなら、もはやauの2/3以下くらいじゃないかなぁ?
丸投げでサポートをしなくて良い(使い方や故障などの受付は全てApple)、プランも一種類なのでアフターケアやユーザーの個別対応もほぼ必要ない可能性が高くなることを考えれば売りっぱなしで楽チンな機種であることは間違いないけども。
一刻も早く、通信キャリアとしてコンテンツや端末の販売は家電ショップやメーカーに任せて(つまり土管屋化)、そしてキャリアに関係なく使える売れるサービスの展開が必要だと思う。というかそうなれば良いと思う。
話は変わるけど、「ドコモからiPhone発売か!?」なんて飛ばし記事が毎年出てたよね。
まさに「ウソも突き通せば真実」・・いや「ウワサも言い続ければ実現」といった雰囲気。
なんというか、大手メディアですらジャーナリズムや取材、記事の信憑性がネットの普及とともに著しく失われた世間になってきた気がするなぁ。校正とかもまともにやっていないしね。サイトの表記ならすぐ訂正できるしってか。
なんかそんな寂しさを感じる2013年、秋の始まりですわ。
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