先日、SIMカードを切り自力でmicro SIMカードに仕立て上げる記事を書いたんだ。
・・というわけで、今回は前回とは逆にmicro SIMカードを通常SIMカード対応の携帯電話などで使うためのmicro SIMアダプターを自作する話を書きたいんだ。
通販が面倒なら自作だ!
最近の機種に機種変更をしたことでSIMカードがmicro SIMになってしまったけど、元の携帯に挿して使いたいときもある・・なんて人も増えているんじゃないだろうか。
通販などで購入できるmicro SIMアダプターは強度が気になったり、そもそも通販自体が面倒だったりする。
そんな時に自作してしまおうなんて思い立ってしまったのさ・・
どういうことか、箇条書きにてざっくり語ってしまおう!
そう、ざっくりだね!
ここで使ったものも紹介しておこう。
・micro SIMカード
micro SIMカードはあらかじめ用意してあること前提で話を進めさせていただくよ。
・アダプター化するSIMカード
これは「なんでもOK」!
ただし万一の失敗を考え、機種変更などでmicro SIMに変更した後に残った通常SIMなどを使うのが良いだろう。つまりどうなってもいいSIMだね。
私の場合は現役バリバリのauのICカードを使った。
・micro SIMカッター
言わずもがな、この物語の主人公だ。
ちなみに私の場合はAmazonで送料込み390円という激安品(!)を買ったが、いまのところ問題無しだ。
・ヤスリなど
枠の加工・調整に必要な場合がありそうだ。もちろん100円ショップで手に入る安物で充分さ!
こんなことに興味がある人がいるかどうかは未知数だ。
だがしかし!あえて、詳細を語っていこうじゃないか・・
1.micro SIMカッターでSIMを切る
あらかじめ用意した、失敗してもOKなSIMをmicro SIMカッターにセットし、ここぞとばかりに一思いにカットぅ!
思いのほかスンナリとカットできた。
2.切り抜かれたチップではなく枠を加工、調整する
さて次は枠、つまりアダプターを調整しよう。
というのも、切り抜いただけではmicro SIMがはまらないことが多いんだ。
でもごめんね。画像を保存してないんだ・・だから前回の記事を参考に興味ある人は想像でやってみたらいいさ!
前回と違い、枠の内側をヤスリで削りmicro SIMが入るように調整していくイメージだ。
3.セロハンテープでmicro SIMを固定し完成!
最後にセロハンテープで固定だ。
micro SIMをアダプター(枠)にはめ込み、ICチップ(金属部分)が無い裏側からセロハンテープで固定した。
セロハンテープはSIMアダプターよりも少し長めで切り、SIMからはみ出した部分をカッターナイフなどできれいに切り取る。
カードを挿した時にめくれたりするのを防ぐために、切り欠きのある方は切り取らずに表側に少し被さるようにしてみた。これが正解かはわからないが・・
光の反射に注目してみてくれ。反射しているところがテープが被っている部分だ。
これである意味純正(?)micro SIMアダプターの完成だ!!
いつもの一言
ちなみにSIMカードというものが、実はキャリアからユーザーへの貸与品という立場のものということはご存知だろうか。
解約したなどには返却すること、と契約約款にも記載されている。
だが、ダウンロードした音楽や画像などがSIMカード無しでは再生できないものが存在するため、返却を求められたり、返さなくて良いと言われたり、非常に曖昧な扱いになっているのも現実。
どうなんだろうね、このあたり。
元々のSIMをmicro SIMアダプターにしてしまうと、厚みや大きさがバッチリなのでなかなか使えるんじゃないかと勝手に思っている。
ちなみにこの方法は中でテープが剥がれたりすると大惨事を招く恐れがある。
使用には注意だ。
誰もやらないかも知れないけど。
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