現在は2020年11月。
少し前の話だが、NHKニュースにいつでもホットな話題である、携帯料金関連の話があったので思ったことを書きたいと思うんだ。
気になるニュースがあったんだ
気になったのは以下のニュース。
NHKニュース:「携帯電話料金値下げへ 「アクション・プラン」発表 総務省」
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201027/k10012682681000.html
まぁ総務省の詳しい思惑は置いといて・・
引用しよう。
格安スマホ会社が
▼大手携帯電話会社に支払うデータ接続料を今年度から3年間で半分程度まで下げるほか、
▼音声通話の回線を借りる料金についてもさらなる引き下げに向けて検証するとしています。そして3つ目の柱は「事業者間の乗り換えを円滑化する」で、これまで以上に契約先の会社の乗り換えをしやすくするとしています。
▼契約者の情報を書き込むSIMカードの機能を端末に内蔵させた「eSIM」の普及に向けて来年の夏までに指針を策定するほか、
▼キャリアメールと呼ばれる携帯電話会社のドメインのメールアドレスを
乗り換え後もそのまま使えるようにする仕組みを検討するなどとしています。
▼また乗り換える際の手数料は、来年4月からネットで手続きすれば無料になります。
私としてはとにかくモヤっとしたものを感じる。
とてつもなくモヤっとしたものを・・ッ!
まず、「格安SIM」の相場をさらに下げようといった雰囲気を感じるが、なんで市場規模を縮小しようと思うの?
単価が下がれば色々な悪循環が産まれるぞ、たぶん。
なぜキャリアメールが乗換の障害だと思うのか?
これは市場アンケートでも取った上での、案なのかな?
アンケート調査してないならぜひやってほしい「キャリアメール使ってますか?」ってね?
もちろん更問で「キャリアメールのせいで乗換ができないですか?」というのも追加してほしい。
キャリアメールに依存している人は恐らく、2割にも満たないんじゃないだろうか?(私の職場での独自アンケートだが)
もうね、ほとんどの人がLINEだのGmailだのにキャリアメールから乗り換えてます。
大体、「キャリアメールを重要なものしちゃってる」人は、その人個人の都合だよね。
他に選択肢は星の数ほどもあるのに、わざわざキャリアメールを使ってる。
そんなのはその人のもはや趣味だし、人の趣味にケチつけたらいけないよね。
eSIMが救世主だと思っているのかも知れんけど、現状では逆に不便。
最後の方で特に気になったのがこれ。
『専門家「料金大幅に下がる傾向となるのでは」』
・・という一文。
あんた、誰よ?
そして何を根拠に言っているのか。
本気で調査しているのか、なかなか謎めいた部分があるね。
値下げするとしたらサブブランドを持たないドコモだけ格安SIMに近づかざるを得ない・・って状況しかないと思うんだが。
何故なら普通に考えてauはUQモバイルがあるので、これと競合するような料金プランを展開することは不可能。
だから格安SIMを値下げさせるようなニュアンスを醸し出してきたんだろうけど。
いつもの一言
総務省に対して思うことはひとつ。
真っ当な仕事をしてくれ。
ここで文句のような否定的な意見ばかり言ってしまうけど、総務省の仕事ってこれが正しいの?
これ、誰が、誰によって、誰のためのアクションプランなんだろうか。
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