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いよいよ登場!ドコモ光の料金を適当かつ厳密に紹介

2015年2月16日です。
ドコモがあたためてきた自宅向け光サービスとのセット販売、「ドコモ光」がいよいよ今日から予約開始だね!

興味がある人、使ってみたい人も多いことだと思う。
そこで、このドコモ光の料金を紹介しよう・・!

今や懐かしい通信手段と言えなくもない光ファイバー

NTT東日本・西日本のフレッツ光こと光ファイバーを使った自宅の固定通信回線、つまり「家のインターネット」。
これをドコモがある意味で自社サービスとして提供を開始することが決まった。

・NTTドコモ「ドコモ光」
https://www.nttdocomo.co.jp/hikari/

予約は2015年2月16日から、実際のサービス開始は2015年3月1日から。
それでは順を追って、料金や関連する割引などを解説しよう!

  1. ドコモ光を申し込む際の前提条件など
  2. ドコモ光の料金
  3. プロバイダのこと
  4. ドコモの利用中プランごとの割引
  5. 初期費用と工事費
  6. 料金面で得になる可能性は?
  7. いつもの一言

ドコモ光を申し込む際の前提条件など

まずはドコモ光を申し込む際に必要な条件などを紹介しよう。

ドコモ光を使うための条件

・ドコモを利用中
・フレッツ光が利用できる建物・エリアであること
・フレッツ光をすでに利用中か、これから利用すること

言わずもがな、ドコモ利用者でなければドコモ光を利用することはできない。
そして、NTT東日本・西日本のフレッツ光を使える建物・エリアでなければ申し込むことはできない。
auひかり(スマートバリュー対象回線プラン)などと違って、光回線だけを使うということはできない。

ちなみに既にフレッツ光を利用中のユーザーがフレッツ光からドコモ光に切り替えることを「転用」と言い、光回線を使っていないユーザーがこれからドコモ光を申し込む場合は「新規」となる。
転用なら設備や機器を変えずにそのまま使えるとのこと。
転用でドコモ光申込み時に速度を変更しなければ工事などは必要ない。(例外はあるかも)
新規は言わずもがな工事費がかかりそうなので注意しよう。

ドコモ光の料金

ドコモ光の月額料金は建物・プロバイダ・ドコモで利用しているプランによって変わる。
そして料金は2年以上継続利用する場合の料金だ。プロバイダのタイプA/Bについては「プロバイダのこと」項目にて解説、ドコモの利用プランについては「ドコモの利用中プラン」項目で解説するよ!
基本となる料金は下記の通り!他の固定回線と比べて、意外とシンプルな料金体系な気がする。

マンション・アパートなど集合住宅の場合

・タイプAのプロバイダ:4000円
・タイプBのプロバイダ:4200円
・タイプA/B以外のプロバイダ:3800円

一軒家、持ち家など戸建の場合

・タイプAのプロバイダ:5200円
・タイプBのプロバイダ:5400円
・タイプA/B以外のプロバイダ:5000円

ここまではわかりやすいよね。

プロバイダのこと

選べるプロバイダはいくつもある。主なプロバイダを紹介しよう。
固定回線でインターネットを使うためには必ずプロバイダが必要となるが、ドコモ光の場合は利用可能なプロバイダを「タイプA」「タイプB」の2種に分類し、タイプA/タイプBのプロバイダならばプロバイダの料金は月額料金に込みで使える
それ以外のプロバイダを使う場合は「単独タイプ」となりドコモ光の月額料金は少し安くなるが、別途プロバイダを申し込む必要があり、プロバイダに応じた料金が必要となる。

タイプA

・plala(ぷらら)
・BIGLOBE
・ドコモnet

タイプB

・OCN
・so-net
・@nifty

プロバイダ関連の注意点

ドコモ光の予約受付は2015年2月16日だが、タイプBの場合は実際の提供開始が2015年6月以降順次、となる。(タイプAは2015年3月から随時対応)
3月から6月までの3か月間、タイプBプロバイダが使えない時期が存在してしまうが、その間は単独タイプとなり利用中のタイプBプロバイダの料金が別途請求される。インターネットが利用できなくなる時期は無いので安心してくれ。
そして6月以降、プロバイダがドコモ光に対応しだい順次(単独タイプ+プロバイダから)タイプBプロバイダ込みのドコモ光へと自動移行するとのこと。

そうそう・・プロバイダの中で最もシェアが高そうなOCNがタイプBというところは意外な展開。NTT系列なのにね・・

ドコモの利用中プランごとの割引

ドコモでどんな料金プランを使っているかによって、ドコモ光の料金が割引される。
()内の料金は割引後のドコモ光タイプA料金で、左側料金は集合住宅、右側料金は戸建の料金ね。タイプBは+200円、単独タイプは-200円。
それと単独タイプで使うプロバイダの料金は知らん。自分で計算してくれ。

カケホーダイプラン(データプラン)の場合

・らくらくパック:なし
・データSパック:なし
・データMパック:-800円(3200円/4400円)
・データLパック:-1000円(3000円/4200円)
・シェアパック10:-1200円(2800円/4000円)
・シェアパック15:-1800円(2200円/3400円)
・シェアパック20(戸建):-2500円(1500円/2700円)
・シェアパック20(集合住宅):-2400円(1600円/2800円)
・シェアパック30(戸建):-3200円(800円/2000円)
・シェアパック30(集合住宅):-3000円(1000円/2200円)

※データSパックとらくらくパックには割引が無いが、別のキャンペーンで500円割引が一年間のみ適用される。

タイプ○○○の場合

・どのプランでも割引無し!!!!
※ただし別のキャンペーンで500円割引が一年間のみ適用される。

初期費用と工事費

なんと初期費用がかかる。
それと、新規の場合は確実に工事費が必要なので、結構な出費になるかも。

・初期費用:3000円
・工事費:0円~18000円ほど

工事費は設備やプラン、建物によって異なるのでかなり不確定だ。
まぁ高くて18000円程度と考えれば良いと思う。マンションの場合はここまでの工事費は発生しない。
ちなみに西日本のみ2015年4月30日までのキャンペーンで工事費は最大で4000円までしかかからない。

料金面で得になる可能性は?

細かいところは省いているからよく考えてほしいが、得になる(安くなる)かどうかのポイントはこれだ!
・現在フレッツ光を使っていてフレッツ光とプロバイダの合計金額を4700円以上使っている+スマホも定額で使っている場合

上記に当てはまる人はすぐにでもドコモ光に変えた方が良いだろう。
逆に言えば、そうじゃない人はまったくお得にならない。ドコモ光に変えたところで、毎月の料金はほぼ同じかむしろ高くなる可能性もある。

料金の面でさっくりまとめると、「今シェアパックを使っているなら固定光回線が割と安く使える」といった印象。
だが、フレッツ光のWEB光もっと2割やどーんと割を適用している場合はドコモ光の方が高くなる可能性が高いので要注意だ。

ちなみにドコモには「ずっとドコモ割」という長期利用ユーザー向け割引がある。
ショップで相談するとおそらくそれ前提の料金案内をされるが、利用期間はドコモ光に影響しない。割引されるのはドコモ携帯の利用料金だけだ。ドコモ携帯+ドコモ光の合計で考えるなら同じことだが、ここは分けて考えるべきだと思う。

自由度の高いパケット通信と、安定度の高い自宅での通信・・どちらに重きを置くかによってプランを選べば良いと思うよ!

いつもの一言

それにしても、公式サイトがとにかくわかりにくい!
もはやミスリードと思えなくもない状態。それだけサイト制作側も魅力のすり替えが必要なのかもね。
そしてなぜ「光シェアパック」だとか「ドコモ光パック」などと言い方を変えるのか・・これこそユーザーの混乱を招く要因だろう。(「LTE」を「Xi」と言ったり「3G」を「FOMA」と言ったりするのと同じ)
正直応援したい気持ちもあるけど辛辣な言葉にならざるを得ないよ!まったく!!

これだけは言っておきたいが、こういったわかりにくいサービスは安易に飛びつかない方が絶対に良い。必ずよく考えてから申し込もう。

さてさて・・かつては速い!安定!なんて言われてパソコンの普及とともに広がってきた光ファイバー。
でも携帯電話での通信速度が、ここ数年で飛躍的に向上したよね。それによって、大きなメリットはあまり無くなってしまった。

個人的な見解としては、光回線、固定回線を使うことの恩恵があるのは、数GBクラスの巨大なファイルをダウンロードしたい時と、そういった巨大なファイルをダウンロードしたり動画を再生しまくっても速度制限がかからないということだけだ。

はっきり言ってお得感も大して無いし、どうしたもんかねぇ。

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