今回はその特別付録である「Eye-Fiカード01」を普通のEye-Fiカードに変えてしまう方法を紹介したい。
何故なら、ドコモ仕様で使うにはiOSで使えないなどの制限があるから・・。
ドコモと縁が切れれば、Eye-Fiカード01でもiPhoneなどiOSでも使えるようになるのよね。
ドコモ版Eye-Fiカードと通常のEye-Fiカードの違い
「Eye-Fiカード01」は仕様としては今の「Eye-Fi mobi 4GB」と近いものだと思う。(Eye-FiアプリとしてはMobile X2 for docomoというカードらしいが・・)
さて、ドコモ版Eye-Fiカードの特徴としては下記のような感じだ。
・Androidスマートフォンとの接続が超簡単
・画像の転送はスマートフォンに送る機能のみ(PC不可)
・iOS非対応
・PC用管理ソフトが無い(ことになっている)
・「Eye-Fiレシーバー for docomo」でしか使えない(ことになっている)
大きな違いとしてはiOS非対応というところだろう。
スマートフォンと接続が簡単とはいえ、通常のEye-Fi mobiも接続は簡単だし、Androidアプリ「Eye-Fiレシーバー for docomo」は通常の「Eye-Fi」アプリと比べ、機能が削られ画像をスマートフォンに転送する機能しか持っていない・・。
簡単にわかりやすくまとめると、通常のEye-Fiカードと比べ、ほぼデメリットしかない仕様となっている。
そんなイマイチ不便なEye-Fiカード01だけど、iPhone/iPad/iPodでも使えてPCに転送することもできるようにする方法がある。
iOSに対応させる方法
iOSに対応させるためには2つの方法がある。
まず一つ目は、「カードの追加」だ。
どういうことかと言うと、すでに別のEye-Fiを使っていてEye-Fiアカウントを持っているなら、そのアカウントにEye-Fiカード01を追加するだけでiOSでも問題なく使えるようになる。
そしてもう一つは、「ファームウェアの更新」だ。
すでに知っている人は多いと思うが実はこのEye-Fiカード01、カード自体のファームウェアを更新することでEye-Fi Mobile X2(?)として使うことができるようになる。ただし、一度更新すると元の状態に戻すことはできない。
今回は「ファームウェアの更新」方法を紹介しよう。
Eye-Fiを更新し通常のEye-Fiカードに書き換える
別で既にEye-Fiカードを使っている人はPCにEye-Fi centerというアプリケーションをインストールし、カード設定を弄っていることだろう。
このEye-Fi centerをインストールしているPCにEye-Fiカード01を接続すると、ファームウェアをアップデートすることができる。ここでアップデートをすると、ドコモとは無関係なEye-Fiカードへと変貌を遂げることとなる。
「ファームウェアの更新」は一度行うと元に戻すことができないし壊れるかも知れないし動作保証外になるのでドコモのサポートもEye-Fiのサポートも受けられなくなる(と思うよ!)。
実際に更新するなら捨てたつもりでやってみたら良いだろう。先ほども書いたが、元に戻すことはできないぞッ!!
それでは早速手順だ・・。
ファームウェア更新方法
まずはPCにEye-Fiの管理ソフト「Eye-Fi center software」をダウンロードしインストールしておく。
・Eye-Fi
http://www.eye.fi/jp/
ダウンロード:http://eyefi.co.jp/support/download/
インストールしたら起動し、Eye-Fiカード01をPCに接続する。そしてEye-Fiカード01を登録する。
接続すると何やらお知らせのような表示があることに気が付くだろう。
Eye-Fiカード01を右クリックすると「’Eye-Fiカード’のファームウェアを更新する」という項目をクリックする。
更新しても良いなら、「更新」をクリック。
まさに更新中だね・・
「素晴らしい!」という表示にて更新完了だ・・!
今後は「Eye-Fiレシーバー for docomo」ではなく普通の「Eye-Fi」アプリを使おう!
いつもの一言
私が入手したEye-Fiカード01は付録ということで初期不良以外の保証が全く無い。・・ということで問答無用で更新した。
そもそも、なぜこんなにもデメリットがしかない仕様にしたのか・・ドコモなりのメリットを付加してもいいのにねぇ。
それはともかく、Eye-Fiはやっぱり便利。個人的にはスマートフォンですぐに確認できる!ってことよりも、Picasaなんかに直接アップロードができるというところが超便利。その場合はスマートフォンでテザリングするか別でWi-Fiルーターを使うかしないといけないけどね。
Androidで使うならPicasaにもりもりぶち込んでいくと、すぐにスマートフォンでも確認できるしアプリでの共有も問題ない。スマートフォン側のストレージを圧迫することもない。
便利すぎて放屁してしまいそうだよ。
またいつか、Picasaの活用法も紹介するよ。
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