ついに、かねてから気になっていたBlackBerry Bold 9900をメインの携帯として入手してしまいました。
なぜなら白が出てしまったから・・。
※2014年11月2日追記
ドコモメールを使う設定方法を紹介しています。
BlackBerry
とても個人的なことではあるけど、「真のスマートフォン」といえば間違いなくBlackBerryだと思う。
特に根拠は無いけどね。
海外ドラマなどでビジネスマンやセレブリティが使っていたりする、あの携帯・・。それがBlackBerry。
物理的なQWERTYキーを搭載し、実は強固なセキュリティとバックアップ機能を搭載していてなんとなく安心!
今回紹介の端末は「BlackBerry Bold 9900」の白色。面倒なので以下、BBB9900と書かせていただく。
さぁ、細かいことは抜きにして、色々と語ってしまおうと思うんだ。
少し長いので目次を
BlackBerryの良いところ/悪いところ
Androidとの比較になってしまうけど、BlackBerryの良いところ、悪いところを勝手な印象で、おもむろに書いていきたいと思う。
まずは悪いところからだ・・!
悪いところ
1. アドレス帳が使いにくいし外国人向け
2. 画面が小さい
3. カメラが残念
4. 両手で入力になってしまう
5. 設定が煩雑
6. 3Gを使うなら専用プロバイダへの申込が必要
7. Wi-Fiのみで使えないアプリが多いっぽい
8. デコメ非対応
まず1.だが、アドレス帳のインポートにとっても苦戦した。ドコモ謹製の「電話帳コピーツール」では文字化け、結局はGoogleとの同期に頼ってしまったが詳しくはまた紹介しよう。
QWERTYキーで入力することになるので基本的にはローマ字入力になる。これは入力しやすい反面、両手を使わなければ打ちにくいというデメリットでもある。
そうそう、もし3Gを使いたいならブラックベリーインターネットサービスなどの申込がほぼ必須だ。ちなみに日本国内では今のところNTTドコモでなければ使えないだろう・・
BlackBerryにも様々なアプリが存在し、自由にインストールしたり使うことができるが、Wi-Fi接続ではなぜか使えないアプリが結構あるようだ。
良いところ
1. バッテリーが持つ
2. 文字入力が快適
3. SPモードメールがウェブメール化しているっぽい
4. ブラウザなどの動きが超なめらか
5. バックアップ機能が抜群
6. セキュリティもバッチリ
7. @docomo.BlackBerry.comなメールアドレスが使える
8. NFC搭載
9. パケットが圧縮されている(らしい)
10. Eメールでもプッシュ配信が利用可能
良いところはバッテリーの持ち具合がAndroidに比べかなり良い気がする。電話が多くない人なら二日くらいは充電無しでなんとか使えるかも(?)
QWERTYキー慣れると文字入力がかなり快適だよね。
「BlackBerry Protect」という機能が標準搭載されている。
これを使うことで失くした時にPCなどのブラウザで位置を確認したりデータを消去したりすることができるし端末のバックアップもできる。
ちょっとしたことだが、なんとNFCも搭載!日本ではなんとも言えない状態ではあるが・・
ブラックベリーインターネットサービスを申込んであれば、Eメールでもプッシュ配信が使えるとのこと。使った感じ、Wi-Fiでもプッシュなのでブラックベリーインターネットサービスは無くてもいいかも知れない。
写真で紹介
まずは正面QWERTYキー。「ドーン」てな具合にドコモロゴが鎮座している。余談だが、いつか無銘プレートに交換するつもりだ。
かなり近づくとこのように見える。
QWERTYキーの上部にはこれまた5つの物理ボタンが配置されている。ちなみにAndroid的な雰囲気で説明するなら左から「受話」「メニュー」「トラックパッド/決定」「バックキー」「終話」だ。トラックパッドはヌルヌルかつキビキビ動いて楽しいんだ・・!
メイン画面はこのような感じ。タッチパネルになっているので、先ほど紹介した物理ボタンのほかにもタッチ操作も可能なんだ。
本体上部にはBlackBerryのロゴが輝く。
底面や側面には金属部品があしらわれていて、これまたムフフな感じ。
本体左側面にはmicro USB端子がある。言わずもがな、ここから充電する!
そして少し上にはイヤホンジャックもある。イヤホンマイクなどを接続して音楽を聴いたり、ハンズフリー通話をしたりできる。
本体上部にはロックボタンを配置。スクリーンオフとは別にロックをかけることができる。フィーチャーフォンのキーロックみたいなものかな?たぶん・・
もちろん、これとは別にパスワードでのロックをかけることも可能だ。
本体の右側面にはボリュームキーがあるぞ。音楽を聴いてるときとかに使えばいいじゃない。ちなみに三つ並んでいる真ん中のボタンは、説明書によるとミュートボタンらしいんだよね。
本体の右側面にはもう一つボタンがある。横向きに持ったりするといかにもシャッターボタンのようだね?そう、シャッターボタンなんだ。ただし、カメラ以外に好きな機能やアプリを割り当てることができるから、よく使う機能を割り当ててもいいよね。
背面フタの仕上げがブラックカラーとは異なり、ボコボコとした雰囲気になっている。(実際ボコボコしている)
ところでこのフタ、凄まじく開けにくい!力任せに開けようとすれば爪や指が損傷する恐れもある。おとなしく何か道具を使って開けるのが無難だ。ちなみにオススメは「壊れてもいいと思えるプラスティック製の会員カード」かな、やっぱり。
背面の全体はこんな感じ。カメラは約500万画素、NFCも搭載している。
ACアダプターが付属し・・
USBケーブルも付属し・・
レザーケースも付属。
下部には「BlackBerry」の文字が・・
装着するとこのような風貌に。
しばらく使ってみての感想的なこと
まず思い浮かぶのは、アドレス帳にクセがあるのでインポートに苦労したこと。
アドレス帳に関しては、もはや自他共に認めるクソアプリと言っても良いかも知れない。
ちなみにドコモの携帯電話からBlackBerryにアドレス帳をインポートするために「電話帳コピーツール」というアプリがあるが、私の場合は文字化けして全く意味を為さなかった。(フィーチャーフォンからの移行ならOKかも)
その上、複数選択して削除するという機能がBBB9900には存在しない。「複数選択削除」なんて、世の中のほとんどの携帯電話に搭載されていると思うのだが。Androidのようにアプリのデータを個別に消去するという機能もなさそう。
そんなドコモとBBB9900のコラボっぷりに、その手に持ったBBB9900を握りつぶしてしまいそうな怒りをおぼえたのは記憶に新しいところ。
そうそう、携帯のカメラに期待しちゃダメ・・そんなことはわかってる。
でも、BBB9900の500万画素カメラは残念すぎる画作りだった。晴れた屋外でのノイジーさは特筆せざるを得ないレベル。あくまで個人的見解だが、300万画素のHT-03Aの方がよほど素敵な写真が撮影できたものだ。
設定項目の細かさ、摩訶不思議さもユーザーを悩ませる要素だろう。でも、それがイイ!みたいなところもあるよね。
いつもの一言
9月にはドコモがタッチアンドトライイベントなどを各地で行い、BlackBerryを世間に広く知らしめようとしたようだが、これを一般層に普及させることは不可能だろう。
いや、普及させてはいけない、私はそう思うね。
アドレス帳の件もそうだし、使いにくさはピカイチだ。
それに、そもそも一般人が必要としない機能を多数、取り揃えているしさ。
そういう意味ではAndroid、windows phone、iOSも同じことだけどさ。スマートフォンを使ってどんなスマートフォンならではのことをしてるのか、ってことだよね。
とにかく使いこなすためには、他のOSよりもがんばりが必要だと思う。
ただ、「BlackBerry APP World」というアプリマーケットも存在するし、カスタムの楽しさもあるにはある。
合う人にはとてもしっくりくる名機とも言える。
端末の作りもなかなかいい!
私はもうちょっと使うよ、がんばって。
なんだかんだでやっぱり気に入っちゃってるしさぁ!
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